これは2000年11月に日本保育園保健協議会が編集し、日本小児医事出版社より初版が出された「保育保健の基礎知識」をもとに、当協議会の保育・保健・医療その他のスタッフが、それぞれ興味のある項目を選び、その内容を紹介し、ひとことそれぞれの立場からのご意見を掲載しております。
 
6400発熱(第6章病気と異常の4発熱)

急な発熱の原因の多くは「かぜ」です。

「かぜ」の時の発熱は、病気の原因であるウイルスや細菌の増殖を抑える、からだの重要な防御反応と考えられております。
したがって、病気の初期にむやみに解熱剤などで熱を下げると、かえって病気が重くなったり、長引いたりすることもあります。


急な発熱に直面した時、すぐ解熱剤を使うことはやめましょう。

お子さんの状態や周りの状況を見て、少しでも気持ちよく過ごせるように工夫してやりましょう。
暑かったら、着ているものや部屋の気温を調節してやりましょう。寒そうにがたがたしていたら、暖かくしてやり、添い寝をしてやると安心します。

6500熱性けいれん(第6章病気と異常の5熱性けいれん)

けいれん、ひきつけにを見たとき、すぐ救急車を呼んだり、口に物を入れないように。

ままず時計を見て、けいれんの経過をしっかりみとどけます。長く感じますが1〜2分でおさまります。

●あわてて、口に物を入れてはなりません。
●安全な場所に、ゆったり休ませ、静かに見守りましょう。

けいれんが10分以上長引くとき、または、止まったけいれんがまた起きたりしたときには、緊急に病院へ運んでください。


けいれん、ひきつけは静かに見守ろう。

私も、静かに見守ろうと言いたい。しかし、周りの人達はまず見守れないでしょう。
そこで、すぐ私のところ(クリニック)へ電話をしなさい、とだけ話している。
電話をもらった私は、時計を見て経過を聞きながら、おさまるまで報告を続けてもらい、ここにくぎずけにして、静かに見守らせます。

 浜町小児科医院 遠藤 郁夫

 


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